専門用語
これらの用語は他のアプリケーションでも使用できますが、Corel AfterShot Pro 内専用の意味が含まれます。
アクティブ バージョン
調整している 1 つのバージョンで、プレビュー パネルに表示されます。複数バージョンを選択していて、プレビュー パネルに表示されている場合は、アクティブ バージョンが最後に追加されます。他のいずれかのプレビューをクリックして、そのバージョンを選択してアクティブにします。
ツール パネルの調整ツールには、アクティブ バージョンの設定だけが表示されます。
キーワードは、ツール パネル内の例外で、アクティブ バージョンだけでなく選択したすべてのバージョンに適用されます。
カタログ
カタログは、写真と関連する画像データを集めたものです。基本的には、カタログは Corel AfterShot Pro 内で管理されるデータベースです。カタログには、マスター ファイル、サムネイルおよびプレビュー画像、画像設定、画像調整、カタログ固有の環境設定が含まれます。
ライブラリで開いているすべてのカタログのコンテンツと数を表示します。
Corel AfterShot Pro ライブラリは、カタログを保存したりアクセスする場所です。
マスター ファイル
マスター ファイルは、Corel AfterShot Pro で開いた写真です。マスター ファイルは写真のネガのように処理されます。直接変更できません。マスター ファイルには、RAW ファイル、JPEG、TIFF があります。すべてのマスター ファイルは非破壊的に変更および管理されます。
マスター バージョン
マスター バージョンは、Corel AfterShot Pro でマスター ファイル用に生成されたプレビューです。マスター ファイル (保護されている) に対応する編集可能なプレビューで、編集して XMP ファイル (必要に応じてカタログ ファイル) へ保存します。.Corel AfterShot Pro でマスター バージョンを削除/除去する場合は、マスター ファイルと関連するバージョンがごみ箱へ移動します。
スタック
コンテンツや題材で類似している画像のグループです。グループ全体を表して 1 つの画像を表示する「ロールアップ」か、スタックにすべての画像を表示する「エキスパンド」があります。
バージョン
Corel AfterShot Pro で画像調整を行う場合、マスター ファイルを変更しないでバージョンを編集します。最初のサムネイルはマスター バージョンと呼ばれます。同じマスター ファイルからさまざまなバージョンを作成することができます。例えば、同じマスター ファイルに基づいた カラー、セピア、黒白のバージョンを作成することができます。
一般的なデジタル写真専門用語
それらはデジタル写真に共通する用語があり、補足としてこれに含まれています。デジタル写真、または一般的写真についての詳細は、以下の Wikipedia を参照してください。
輝度
輝度は画像やピクセルの明るさの単位です。通常、0.2126 R + 0.7152 G + 0.0722 B として計算されます、輝度は HSV (Hue Saturation Value) カラー モードの値とも呼ばれます。
クロム
画像やピクセルの色の単位です。HSV カラー モデルなどの場合に、色相とも呼ばれます。
アセット管理
アセット管理は、写真に関連するデータを管理する写真のデータベース (カタログ) を作成するために、写真をインポートします。データデースは、EXIF 情報や割り当てた評価とキーワードなどの写真データに基づいて、写真を簡単に検索して追跡することを可能にします。また、アセット管理は、バックアップの作成やデータベースのエクスポートなどのアーカイブ タスクを行います。
画像検索と参照するための
メタデータは、写真に関連する、写真の背景のすべての情報を表します。シャッター速度、絞り、ISO などのカメラ設定からのデータを含むことができます。また、写真が撮影された時間と日付などの EXIF データを含むこともできます。さらに、キーワード、評価、キャプションなどのメタデータを追加することもできます。
JPEG ファイル
JPEG (Joint Photographic Experts Group) は最も広く使用されているデジタル画像形式で、Web、電子メール、または最終作成画像として共有するのに理想的です。JPEG ファイルはロッシー圧縮を使用して圧縮されているので、RAW や他のロスレス ファイル形式のように多数のデータを含みません。
TIFF ファイル
TIFF (Tagged Image File Format) は、Corel AfterShot Pro から高品質出力画像を提供することができるデジタル画像のファイル形式です。TIFF は、ロッシー圧縮を使用しないで写真のすべての詳細と色情報を保存する、幅広く使用されているファイル形式です (JPEG 画像とは異なる) 。TIFF 画像のファイルサイズは、JPEG 画像よりかなり大きくなります。
RAW ファイル
通常「デジタル ネガ」と呼ばれる RAW ファイルは、相対的に処理されていない (つまり「生」) データをデジタル カメラのセンサーからキャプチャしたデジタル写真です。ファイルは、広範囲の画像データをキャプチャするので、他のファイル形式より大きくなる傾向にあります。そのデータは、より正確な画像調整結果と、より多くの後処理オプションを与えます。ファイルの調整後、JPEG などの標準ファイル形式に出力して「現像」する必要があります。ぞれぞれのカメラのモデルは、それぞれの RAW ファイル形式を生成します (例えば、ほとんどの Canon 製カメラは CR2 ファイルを生成し、ほとんどの Nikon 製カメラは NEF ファイルを生成します)。
ワークフロー
ワークフローは、デジタル写真のキャプチャ時から最終の送り先と形式に写真を出力する時までの間に発生する処理を表します。これには、カメラからコンピューターへの画像の取り入れ、キーワードとその他メタデータの追加、画像の編集と最適化、バックアップとアーカイブの管理、Web への出力、かつその他さまざまな手順と処理が含まれます。
ワークフローはシンプルかつ一時的になる可能性もあるし、複雑で、体系化され、非常に反復可能な構造になる場合もあります。
IPTC
デジタル写真にラベルを付けて分類するのに使用する業界標準のメラデータ セット。IPTC (International Press Telecommunications Council) によって作成され、多くの写真代理店やアプリケーションで使用されています。
XMP / IPTC
さらに改善された新しい標準です。
サイドカー ファイル
サイドカー ファイルは、画像ファイルに関連付けられているファイルです。画像ファイルと同じフォルダーにあります。これらには通常以下が含まれます。
• XMP ファイル — 画像のファイル情報とメタデータを保存します
• WAV ファイル — 画像に関連付けられた音声メモやその他オーディオ録音
一部の RAW ファイルは別のサイドカー ファイルにサムネイルを保存します。
色の管理
複数の画像キャプチャと再生デバイス間の色を合わせるテクノロジーとプロセスです。適切な色の管理は、さまざまな出力技術と同様に画面や印刷に正確な色を確実に提供することを可能にします。
モニター、プリンター、その他画像出力デバイスのそれぞれには、独自の色再生特性があります。プリンターは異なるインク、用紙のメーカーやタイプによってこれらの特性が変わります。写真のワークフローの各デバイスの正確なカラー プロファイルを持つことで、デジタル写真から最も正確な色と全体的な写真品質を得ることができます。