エクスポート処理の理解
エクスポートでは、Corel AfterShot Pro で表示されるプレビューを撮影して、印刷、Web での共有、他のアプリケーションでの使用などが可能な新しい画像ファイルを作成します。Corel AfterShot Pro は非破壊タイプの画像エディターであるため、Corel AfterShot Pro で作成する画像の調整や最適化は、JPEG や TIFF などの標準的なファイル形式にエクスポートした場合にのみ、他のアプリケーションで行うことができます。
バッチでは、1 つまたは複数の画像をエクスポートしたり、出力をカスタマイズできます。例えば、ファイルが処理されるときにファイル名を変更したり、ファイル タイプを変更できます。バッチ操作には次の 2 つのタイプがあります:
• ファイル出力バッチ — 他のアプリケーションによってアクセスできる新しい画像ファイルにバージョンを変換します。
• 出力バッチをコピー — マスター ファイルをコピーできます。このオプションでは、ファイルをある場所から別の場所にコピーまたは移動できます。また、ファイル出力 バッチで実行できる同じアクションの多くを実行できます
エクスポートについての詳細は、
画像をエクスポートするを参照してください。
ファイル出力バッチ
Corel AfterShot Pro には、作成するバージョンを標準的なファイル形式に変換するために、バッチ出力設定が付属しています。これらのバッチはカスタマイズすることができます。
バッチ出力設定の例:
• JPEG フル サイズ:JPEG 画像、90% の画質はマスター ファイルと同じピクセル サイズ
sRGB 色空間に変換します。印刷や一般的な出力に最適です。
• JPEG プルーフ:JPEG 画像、80% の画質マスター ファイルの半分の高さ、半分の幅
sRGB 色空間に変換し、Web での共有に最適です
• 16 ビット TIFF:ピクセル当たり 16 ビットのカラー データを持った TIFF 画像。マスター ファイルと同じピクセル サイズ。
他のアプリケーション (16 ビット画像に対応) で編集する画像をエクスポートする場合に最適
• 8 ビット TIFF:ピクセル当たり 8 ビットのカラー データを持った TIFF 画像。マスター ファイルと同じピクセル サイズ。
16 ビット画像に対応していない他のアプリケーションで画像を使用できるようにするためのエクスポートに最適
出力バッチのコピー
1 回のバッチ コピーで、バッチに加えられたマスター バージョンをあらかじめ指定された 1 つまたは複数の場所にコピーし、オプションによりコピーしたファイル名を変更します。1 回のバッチ コピーで、バッチに加えられた画像に付随するサイドカー ファイルをすべてコピーして、XMP やその他のサイドカー ファイルが元のファイルと一緒に保存されるようにします。
複数バッチ コピーは、バックアップの自動化や、カメラのメモリー カードから画像をダウンロードするのに最適です。