露光と内容の結合 : HDR 処理用の写真撮影
 
HDR 処理用の写真撮影
HDR 処理の経験がない場合は、以下の情報が役立つでしょう。
HDR に合うカメラの機能
お持ちのカメラに自動段階露出がある場合は、これを使うことができます。または、絞り優先モードを使い、シャッター速度を調節して異なる露出を実現できます。被写界深度が変化して写真にぶれが発生するので、絞りの変更は避けます。オートブラケットオプションや絞り優先モードについては、カメラのユーザーマニュアルを参照してください。
HDR 用に撮影する写真枚数
通常は、3 枚の写真が基準 (最低 2 枚) となりますが、コントラストが非常に強いシーンを撮影するには、5枚以上 (最大9枚) 撮影します。
使う露出設定
写真間で初期設定として露出 2.0 (EV) を試してください。多くの写真枚数を撮影する場合は、露出設定を低い増分値に設定できますが、広い範囲の露出をカバーするのに十分な撮影枚数があることを確認してください。オートブラケットを使用する場合は、カメラの露出値間隔が制限される場合があります (最大+/- 1.0 など)。
三脚を使う
三脚を使うことが最善ですが、少なくとも手を安定させる必要があります (たとえば、壁に接して安定させる、など)。三脚を使うと、HDR 処理を使用する際に写真の整列の問題が少なくなります。