色に関する高度な機能を使用する : 色数を理解する
 
色数を理解する
ビット深度とも呼ばれる色数は、画像の中で各ピクセルが表示することのできる色の数を示します。色数が大きくなるほど、画像が表示することのできる色の数も多くなります。個々のピクセルの色情報は、1 ビットから 48 ビットまでの情報量でファイルに格納されます。1 ビットの画像の場合、各ピクセルは 2 色 - 黒色または白色しか表示することができません。画像のビット深度を大きくすると、それに応じて増える多くの色数のうちのいずれか 1 色を各ピクセルに表示することができます。RAW 形式で保存される高品質のデジタル カメラの写真には、大部分の色が含まれますが、保存するには多くのハードディスク空き容量が必要になり、表示して作業するには多くのシステム メモリが必要になります。
Corel PaintShop Pro では、次の色数を使用できます。
2 色
16 色
256 色
チャネル RGB あたり 8 ビット
チャネル グレーあたり 8 ビット
チャネル RGB あたり 16 ビット
チャネル グレーあたり 16 ビット
画像の色数を変更するときは、次のことに注意してください。
効果および補正コマンドの大部分は、高い色数の画像にしか適用することができません。作業が完了した後に、減色して別の形式で保存することができます。
コンピューターのモニターにも色数があります。これは、そのモニターの性能と選択されている画面の色数によって決まります。モニターが表示できるより高い色数の画像を表示すると、その画像には色の歪みが生じます。
さまざまな種類のモニターで画像が適切に表示されるように、一部のファイル形式には対応する色の数に制限があります。たとえば、Web に適した形式としてポピュラーな GIF 画像は、最大で 256 色 (8 ビット) の色数までしか扱うことができません。