[マテリアルのプロパティ] ダイアログ ボックスで色を選択する
Corel PaintShop Pro で画像を編集する際、ペイント、描画、塗りつぶし、手動による色調補正や、新しいラスター画像の背景色の選択などを行う前に色を選択しておく必要があることがよくあります。[マテリアルのプロパティ] ダイアログ ボックスの [色] ページは色を選択する場合に非常に万能に機能し、特にカスタム カラー パレットを作成するときに有用です。色の組み合わせにより見た目の優れた色を選ぶことができます。
[色] ページは、[背景のプロパティ]/[前景のプロパティ] ボックス、または 2 つの小さな [前景色]/[背景色] ボックスのいずれかをクリックすると表示されます。他のダイアログ ボックスにあるカラー ボックスをクリックしても表示されます。
[マテリアルのプロパティ] ダイアログ ボックスの [色] ページ
[色] ページの外観は現在の画像の色数によって異なります (16 ビット/チャネル、8 ビット/チャネル、256 色、16 色、または 2色)。たとえばパレット色の場合は [ホイール]、[スライダー]、[色の組み合わせ] オプションは利用できず、サンプルが表示されます。
[色] ページには色を選択する数多くの方法が用意されています。
• ホイール — [ホイール] ボタンをクリックすると、[色] (色相) ホイールと [明度] バーが表示されます。
• スライダー — [スライダー] ボタンをクリックすると、カラー スペース ドロップリストとそれに対応するスライダーおよび数値入力ボックスが表示されます。RGB、HSL、CMYK、Lab、Web、グレースケールから選択できます。
• サンプル — サンプルボタンをクリックすると、色見本のパレットが表示されます。標準パレットはデフォルトで表示されますが、ドロップダウンリストから任意のカスタムパレットを選択することができます。
• 色の組み合わせ— [補色]、[3色配合]、[4色配合]、[相似色]、[差し色] のいずれかをクリックすると、複数の色を組み合わせることができます。既定は [単一] で、これは単色になります。
対象のカラー サンプルが [色] ページの左下隅に表示されます。サンプルをクリックし、[パレットに追加] をクリックすると単一または複数のカラー サンプルがカスタム パレットに追加されます。
• HTML カラー コードを使用すると、HTML カラー値を入力できます。
色の基本 (知覚、表示、印刷方法) の詳細については、
色およびカラー モデルの定義方法を理解するを参照してください。
[マテリアルのプロパティ] ダイアログ ボックスで色を選択するには
編集ワークスペース
1 [マテリアル] パレットで次のいずれかの操作を行います。
• 前景色を選択するには、[前景のプロパティ] ボックスまたは [前景色] ボックスをクリックします。
• 背景色を選択するには、[背景のプロパティ] ボックスまたは [背景色] ボックスをクリックします。
[マテリアルのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[色] ボタンをクリックして [色] ページを表示します。
2 次のいずれかの操作を行います。
• [ホイール] をクリックし、カラー ホイール上で色をクリックしておおよその色を選択します。円の中央のカラー インジケータを外側にドラッグして彩度を調整します。カラー ホイールの右にある [明度] バーのスライダーをドラッグして色の明るさを調整します。
• [スライダー] をクリックし、ドロップリストからカラー スペースを選択します。対応するスライダーを調整するか、ボックス内に数値を入力して希望の色を設定します。
• [スウォッチ] をクリックして、ドロップダウンリストからのパレットを選択し、色見本をクリックします。
• [HTML] ボックスには、16 進数で色の値を入力します。
現在と元のカラー サンプルがダイアログ ボックスの右下隅に表示されます。
3 [OK] をクリックします。
目的 | |
色の組み合わせを使って複数色を選択する。 | 色の組み合わせボタンの中から [補色]、[3色配合]、[4色配合]、[相似色]、[差し色] のいずれかをクリックします。対象のカラー サンプルが [色] ページの左下隅に表示されます。カラー ホイールのカラー インジケータをドラッグしてそれぞれの色を調整します。サンプルをクリックし、[パレットに追加] をクリックすると単一または複数のカラー サンプルがカスタム パレットに追加されます。 |
[マテリアル] パレット上で直接色を選択することもできます。
現在の色をすべてのツールで使用するするには、[マテリアル] パレットで [すべてのツール] チェック ボックスをチェックします。このチェック ボックスのチェックを外すと、現在のマテリアルは使用中のツールでのみ使用されます。