[アート メディア] ツールでペイント/描画する : [パレット ナイフ] ツールを使用する
 
[パレット ナイフ] ツールを使用する
[パレット ナイフ] ツールはキャンバスのメディアと連携して作用します。[パレット ナイフ] ツールは大量のメディアを適用する唯一のツールであることから、通常は、[油彩ブラシ] ツールが配置したストロークとともに使用します。ある部分のメディアの量が少なければ、にじみが減り、[パレット ナイフ] ツールの使用による影響も少なくなります。つまり、[クレヨン] ツールはごく少量のメディアしか適用しないので、[パレット ナイフ] ツールからは、わずかしか影響を受けないということです。
[パレット ナイフ] ツールをロード/クリーニングする方法は、[油彩ブラシ] ツールの場合に似ています。パレット ナイフを各ストロークの後に自動的にクリーニングしたり、キャンバスから拾い上げた色を保存したり、あるいは手動でクリーニングすることもできます。[パレット ナイフ] ツールを使用して、色素を適用したり、色素をにじませることができます。
[パレット ナイフ] ツールで適用したペイント ストロークは、にじませたり混ぜ合わせたりする際の他のストロークとの反応から、ウェット ペイントになっています。詳細については、アート メディア レイヤーをドライ/ウェットにするには を参照してください。
パレットナイフツール オプション
編集ワークスペース 
[パレット ナイフ] ツール オプションには以下のものが含まれます。
[形状] — ナイフの形状を定義します。
[サイズ] — ツール ヘッドのサイズをピクセルで指定します。
[厚さ] — ツール ヘッドの縦横の比率を定義します。
この設定は、[先頭のトラッキング] の [固定の角度] オプションが有効な場合にのみ利用できます。
[回転] — ヘッドの回転角度を定義します。
[先頭のトラッキング] — ユーザーのストロークに合わせてツール ヘッドを曲げるか、固定角度を保つかをコントロールします。
[ヘッドのロード] — ストローク開始時のブラシ上のマテリアルの割合を定義します。
[自動クリーニング] チェック ボックス — ツールをきれいにし、新しいストロークの開始時に新しい絵の具にツールを浸します。
[クリーニング] ボタン — ヘッドをきれいにし、新しいペイントや色素で次のストロークを開始します。
このボタンがアクティブになるのは、[自動クリーニング] チェック ボックスがチェックされていない場合に限られます。
[トレース] チェック ボックス — [パレット ナイフ] ツールで、レイヤーの種類とは関係なくツール中央下のデータをサンプリングすることで、色素または絵の具の色を選択できます。
重要! ストロークを開始するのにマウス ボタンを押したままにしたときに、実行されるサンプルは 1 つだけで、そのときの色がストローク中に使用されることに注意してください。