[アート メディア] ツールでペイント/描画する : アートメディア ツールを使用する
 
アートメディア ツールを使用する
[アート メディア] ツールは、アート メディア レイヤーで作業を行う際に使用できます。[アート メディア] ツールを使用すると、ペイント、チョーク、パステル、鉛筆といった物理的な色素メディアで作業するときに得られるような、鮮やかで表現に富んだ画像を再現できます。
重要! [アート メディア] ツールでは、設定はサポートされますが、[ペイント ブラシ] ツールやその他のラスター ペイント ツールのようなカスタム ブラシはサポートされません。
ウェット色素メディア ツール
[油彩ブラシ] ツール、[水彩画ブラシ] ツールおよび [マーカー] ツールは、実際のウェットな色素とツールを使用してペイントしたような効果を再現します。さらに、油彩ブラシは、ストロークの最後にペイントを使い果たしたような効果も作成できます。ペイントを増やすには、マウスのボタンを放してペイント ストロークをドラッグするだけです。
[油彩ブラシ] ツールと [パレット ナイフ] ツールを使用すると、ブラシ ヘッドで複数の色を使ったストロークを作り出すことができます。実際のペイント パレットと複数のウェットな色素を使用して得られるような効果を再現します。さらに、適用したウェットなストロークをドライにすることができます。詳細については、アート メディア レイヤーをドライ/ウェットにするには を参照してください。
[ドライ色素メディア ツール
[チョーク]、[パステル]、[クレヨン]、[色鉛筆] ツールを使用すると、ドライな色素のメディアで作成したアートワークを再現したような効果を作成できます。[油彩ブラシ] ツールとは異なり、ドライ ツールでは色素メディアを使い果たしたような効果は作成されません。さらに、これらのツールを使用して適用した色素は、[油彩ブラシ] を使用して適用した色素よりもボリュームが少なくなります。
パレットナイフ ツール、にじみツール、アート消しゴムツール
パレット ナイフをアート メディアの色素に適用し、にじませることができます。また、[にじみ] ツールを使用して、指や布を使用しているかのように色素をブレンドすることもできます。
[アート消しゴム] ツールを使用して、色素を取り除くことができます。ただし、[アート消しゴム] ツールを使用して、複数のペイント ストロークで作成した色素 ([油彩ブラシ] ツールで適用したものなど) を取り除く場合は、領域をきれいにするには複数のストロークが必要な場合があります。ツールを使用して、[チョーク] ツールや [色鉛筆] ツールで作成した色素を取り除く場合は、わずかなストロークで結果を得ることができます。
写真に芸術的なレンダリングを作成する
写真画像にペイントや描画のような概観を与えることができます。色の上でアーティスティック メディア ツールをドラッグすることで、レイヤーの種類に関係なく、ブラシの中央下のデータをサンプリングして色素やペイント カラーを選択します。ストロークを開始するのにマウス ボタンを押したままにしたときに、実行されるサンプルは 1 つだけで、そのときの色がストローク中に使用されることに注意してください。
[アートメディア] ツールを使用するには
編集ワークスペース 
1 ツール パレットで以下のいずれかのツールを選択します。
油彩ブラシ
チョーク
パステル
クレヨン
色鉛筆
マーカー
水彩画ブラシ
パレット ナイフ
にじみ
アート消しゴム
2 [ツール オプション] パレットで、[設定] ボタンをクリックし、ブラシ設定を選択します。
ブラシ設定を調整する場合は、[ツール オプション] パレットで設定を変更します。
キーボードを使用してブラシ サイズを調整するには
編集ワークスペース 
 
目的
操作方法
ブラシ サイズを動的に拡大/縮小する
Alt キーを押しながらドラッグします。
ブラシ サイズを 1 ピクセル拡大する
Alt キーを押しながら、C を押します。
ブラシ サイズを 20 ピクセル拡大する
Shift + Alt キーを押しながら、C を押します。
ブラシ サイズを 1 ピクセル縮小する
Alt キーを押しながら、X を押します。
ブラシ サイズを 20 ピクセル縮小する
Shift + Alt キーを押しながら、X を押します。
写真から芸術的なレンダリングを作成するには
編集ワークスペース 
1 画像を開いた状態にして、ペイントや色素を適用する [アート メディア] ツールを選択します。
2 [ツール オプション] パレットで [トレース] チェック ボックスをチェックします。
3 下位の色をサンプリングする画像の上にポインタを置いてドラッグし、サンプリングした色を使用してストロークを適用します。
得られた色は、ストロークが持続する間に使用されます。
ブラシ サイズやズーム レベルを調整して結果を試すことができます。
[自動選択] ツールを使用して色ベースの選択範囲を作成し、色をサンプリングした領域に色素やペイントを適用することで、正確な結果を得ることができます。