ビデオディスクの作成 : VIDEO_TS フォルダからの DVD の作成
VIDEO_TS フォルダからの DVD の作成
既存の DVD-Video VIDEO_TS フォルダから DVD を作成し、DVD ドライブ、および DVD 再生ソフトウェアを搭載した Macintosh または Windows のセットトップ DVD プレーヤで再生することができます。
一部の VIDEO_TS フォルダは大きすぎるため、標準的な記録容量 4.7 GB の DVD に書き込む必要が生じる場合があります。Toast はこのビデオを圧縮して、標準 DVD に書き込むことができますが、レコーダがデュアルレイヤの書き込み可能なDVD をサポートする場合は、このフォルダからデュアルレイヤ DVD ビデオを作成できます。
Toast には、以下の 2 種類のフォーマットオプションが用意されています。"Video_TS " フォルダを選択し、別のディスクに各 Video_TS フォルダを書き込みます。複数の Video_TS フォルダを 1 枚のディスクに書き込む場合は "VIDEO_TS コンピレーション" を選択します。このトピックでは、Video_TS フォルダフォーマットについて説明します。ビデオコンピレーションの作成については、VIDEO_TS コンピレーションの作成を参照してください。
VIDEO_TS フォルダから DVD を作成するには
1 Toast の "書き込み" タブを選択し、"ビデオを書き込む" で "VIDEO_TS フォルダ" を選択します。
2 "出力設定" で、タイトルを入力し、保存先を選択し、コピー枚数を指定します。
3 (オプション)"Fit-to-DVD ビデオ圧縮を使用する" チェックボックスを有効にします。Fit-to-DVD は、ビデオを自動的に圧縮し、標準 4.7 GB の書き込みが可能な DVD に書き込みを行います。圧縮をすることで、ビデオの品質が若干低下する可能性がありますが、オーディオの品質は変わりません。
注意: デュアルレイヤ DVD に書き込む場合は、圧縮は行われません。
4 VIDEO_TS フォルダを、ご使用のハードディスクの内容領域にドラッグアンドドロップします。
コピーする情報の要約が内容領域に表示されます。
5 書き込み可能なブランク DVD を挿入します。
6 Toast ウインドウの右下にある赤の "書き込み" ボタンをクリックします。
Toast は、セットトップ DVD プレーヤと互換性を持たせるため、書き込み中に、ブランクの AUDIO_TS フォルダをディスクに自動的に追加します。
Toast では、ディスクに書き込む間、進捗バーとステータス情報が表示されます。複数の VIDEO_TS フォルダを書き込む場合、ディスクごとにブランクの書き込み可能 DVD を挿入するよう指示するダイアログが表示されます。
ディスクイメージを保存して Toast Image マウンタを使用すれば、実際にディスクに書き込む前に DVD をプレビューできます。詳細については、ビデオ ディスクをプレビューする を参照してください。