ビデオの変換は、ビデオのフォーマットや長さ、コンピュータの処理速度などによって異なりますが、非常に時間のかかるプロセスです。機器によっては、ビデオを変換するのに CPU をフル活用するため、動作が遅くなる場合があります。他のタスクを実行するために CPU を空けたい場合は、いつでもエンコード化を一時停止して後で再開することができます。エンコード化を一時停止にすると、Toast が開いている限り、他のアプリケーションを起動したり、ユーザーアカウントを切り替えることもできます。Toast アプリケーションを閉じると、ビデオのエンコード化を一時停止しても、始めからプロセスを再実行しなければならなくなります。

また、DVD-Video や Blu-ray ディスクの作成など、ディスクベースのプロジェクトでもビデオ エンコーディングを一時停止 / 再開することができます。ビデオ エンコーディングの段階が完了し、ディスクへの書き込みが開始すると、一時停止 / 再開オプションは利用不可になります。書き込みプロセスは一時停止することができません。