選択範囲を移動、クリッピング、回転する
選択範囲を移動したり、クリッピングしたり、回転したりすることができます。選択範囲の領域を変更したい場合は、境界線を移動させることもできます。
選択範囲を移動して、何もない余白を残したり、選択範囲のコピーを移動して、元のデータを残したりすることができます。選択範囲を移動するときは、選択範囲がフロート状態になります。新しい作業を行おうとすると、PaintShop Pro は自動的にフロート選択範囲を新しいレイヤーに変換します。
選択範囲をフロート状態にして、元の画像を変更することなく、移動、編集できる選択範囲のコピーを作成することもできます。フロート選択範囲は、一時的に、画像またはレイヤーの上に配置されています。レイヤーがフロート選択範囲を含んでいることがアイコンで表示されます。フロート選択範囲の編集作業が完了したら、フロート解除できます。
また、選択範囲を別々のレイヤーに移動することができます。これをする場合、元の選択範囲に含まれる内容は変更されず、選択範囲のコピーが新しいレイヤーになります。元の画像を変更することなく、この新しいレイヤーを編集することができます。
重要! このコマンドは、True Color(24 ビット)の画像またはグレースケールの画像に対してのみ使用することができます。画像の増色の詳細については、
色やマテリアルを使用するを参照してください。
作成した選択範囲は、画像上の任意の場所やキャンバスの外部に移動できます。画像ウィンドウを広げてキャンバス外のグレーの領域を表示させると、移動した選択範囲を見ることができます。選択範囲を切り抜いて、画像の境界線外にある選択範囲の該当部分を削除できます。
選択範囲のマーキーを移動するには
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[選択] ツールを使用して選択範囲のマーキーを右クリックし、新しい位置にドラッグします。
[移動] ツールで右クリックしてドラッグして、選択範囲のマーキーを移動することもできます 。
選択された画像の領域を移動するには
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[ツール オプション] パレットで [モード] を [置換] に設定し、いずれかの [選択] ツール ([選択]、[自由選択]、[自動選択]) で選択範囲をドラッグします。
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Shift キーを押したまま、矢印キーを押します。
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Shift と Ctrlキーを押したまま、矢印キーを押します。
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選択された画像の領域をコピーして移動するには
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[選択] ツールを有効にした状態で、[モード] コントロールを
[置換] に設定し、
Alt を押しながら選択範囲をドラッグします。
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Alt と Ctrl キーを押したまま、矢印キーを押します。
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Alt と Shiftキーを押したまま、 矢印キーを押します。
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Alt、 Shift、 Ctrl キーを押したまま、矢印キーを押します。
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選択範囲をフロートするには
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[選択範囲] [フロート] を選択します。
選択範囲をフロート解除するには
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[選択範囲] [フロート解除] を選択します。
選択範囲をレイヤーに変換するには
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[選択範囲] [選択範囲をレイヤーに変換] を選択します。
新しい「変換した選択範囲」が元のレイヤーの上に表示されます。
他の画像にレイヤーとして選択範囲を貼り付けるには、選択範囲をコピーして、他の画像を開き、[編集] [新しいレイヤーとして貼り付け] を選択してください。
選択範囲をキャンバスに切り抜くには
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選択範囲の一部を画像キャンバス外に移動します。
必要に応じて、画像ウィンドウを広げて、画像境界線の外側にあるグレー領域が見えるようにします。
2
[選択範囲] [フロート解除] を選択します。
選択範囲がフロート解除され、使用できる編集オプションが増えます。
3
[選択範囲] [キャンバスに切り抜く] を選択します。
選択範囲を回転するには
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[画像] [自由回転] を選択します。
[自由回転] ダイアログ ボックスが表示されます。
2
[方向] グループ ボックスで
[右] または
[左] を選択し、回転の方向を指定します。
3
[角度] グループ ボックスで回転角度を設定します。
0.01 から 359.99 の範囲で値を入力する場合は、
[指定] オプションをチェックします。
4
[すべてのレイヤー] チェック ボックスのチェックを外します。
選択範囲を回転すると、選択範囲はフロート選択範囲になり、元の画像は変更されません。
また、[ピック] ツールを使えば動的に選択範囲を回転することもできます 。回転を適用する前に、選択範囲をレイヤーに変換します。