赤目を除去する
赤目は、写真で頻繁に発生する問題です。写真の赤目は、カメラのフラッシュが写真の被写体の網膜に反射すると発生します。PaintShop Pro には、カラー写真から赤目を取り除く方法が 2 つあります。
赤目をすばやく取り除くには、[赤目修整] ツールを使用します。より強力な修整が必要な場合は、高度な [赤目修整] コマンドを使用して、目の色を変更することができます。
[赤目修整] ツールは、被写体の瞳の赤をダーク グレーに置き換えて自然に見えるように修復します。
ワンタッチ修整ツールを使用して赤目を修整するには
1
[ツール] ツールバーから、
[赤目] ツール
を選択します。
2
[ツール オプション] パレットで
[赤目のサイズ] コントロールを調整して、ポインタを赤目の領域の約 2 倍の大きさにします。
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目の上に直接ポインタを置いて、クリックします。
必要に応じて、写真を拡大して [赤目修整] ツールをより容易に使用できるようにします。
Alt キーを押しながら、目の領域で [赤目修整] ツールをドラッグすると、動的にポインタのサイズを変更することができます。
赤目修整の高度なオプションを使用するには
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[調整] [赤目修整] を選択します。
2
[変更後] プレビュー領域で、被写体の赤目の中心にドラッグします。必要に応じて、
[ズーム] コントロールを使用して目の細部を表示します。
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[色相] ドロップリストと
[色] ドロップリストから、カラー バリエーション オプションを選択します。
注意: [色相] ドロップリストは、
[人物の目 (自動)] でのみ使用できます。
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[方式] ドロップリストから、次のいずれかの補正方式を選択します。
•
[人物の目 (自動)] - 自動的に補正領域を選択して、人物の目に合った補正を行います。
•
[動物の目 (自動)] - 自動的に補正領域を選択して、動物の目に合った補正を行います。この方法では、選択範囲を回転することもできます。
•
[フリーハンド選択] -
[自由選択] ツールを使用して、人物または動物の目の補正する領域を選択できます。
•
[フリーフォーム選択] -
[フリーフォーム選択] ツールを使用して、人物や動物の目の補正する領域を選択することができます。
目が部分的に隠れている場合など、より注意深い修整が必要な場合は、
[フリーハンド選択] や
[フリーフォーム選択] を使用することをお勧めします。
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[変更前] プレビュー ウィンドウで、次のタスクのいずれかを実行します。
•
[人物の目 (自動)] や
[動物の目 (自動)] を選択した場合は、目の赤い領域内をクリックすると自動的に眼の領域を選択します。または、赤目の領域の中央をクリックして外側にドラッグして選択することもできます。
•
[フリーハンド選択] を選択した場合は、赤目の領域の端をクリックして補正する領域に沿ってドラッグします。開始地点に戻ったら放します。
•
[フリーフォーム選択] を選択した場合は、目の赤い領域の端をクリックして、開始地点に戻ったら、ダブルクリックします。右クリックすると、1 回分のクリックを元に戻すことができます。
目を選択すると、選択した領域の周りに円とその円を囲むコントロール ボックスが表示されます。[変更後] プレビュー領域に補正された目が表示されます。
注意: [フリーハンド選択] や
[フリーフォーム選択] 方式を使用する場合は、選択領域を目の瞳孔 (目の中央にある小さな黒い丸) に制限してください。これらの方法は、瞳の周りの虹彩には手を加えず、赤目が発生している瞳の部分のみを補正するようにデザインされています。
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次のコントロールを設定して、赤目の補正を調整します。
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[瞳の明度] - 瞳の明度の量を指定し、自然な目の色に補正されるようにします。
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[虹彩のサイズ] - 虹彩のサイズを設定します。虹彩のサイズを増加すると、瞳のサイズは減少します。
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[輝きの明度] - 輝きの明度を調整します。数値を低くすると輝きが暗くなり、高くすると明るくなります。
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[輝きのサイズ] - 輝きのサイズを設定します。
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[境界をぼかす] - 補正された目のエッジを調整し、ぼんやりさせたりはっきりさせます。小さい数値はエッジをはっきりとさせ、大きい数値は周囲の画像領域とあいまいにします。
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[ぼかし] — 写真にざらつきがあるときに、周囲のピクセルと混ぜ合わせます。目の部分が残りの部分と自然に混ぜ合わせたような感じになるまで 1 単位ずつ設定を上げることができます。
元の写真で目の一部分が隠れている場合は、[整形] スライダーを使用すると、赤目の補正 に役立ちます。たとえば、元の写真でまぶたが目の一部分を覆っている場合、補正後の写真でも目の一部を覆う必要があります。左にスライダーをドラッグすると、補正値が下がり、目の周りの肌に重なっている部分が最小限になります。