スマートプロキシを使って、より速く、よりスムーズな編集環境を実現
スマートプロキシの一番の目的は、大規模な高解像度ビデオファイルでの作業時に、より融通性のある編集およびプレビュー体験を提供することです。
スマートプロキシにより、大規模ソースファイルを低解像度で編集できるコピーを作成できます。これらのより小さなファイルはプロキシファイルと呼ばれます。プロキシファイルを利用することで、高解像度プロジェクト(例:HDV および AVCHD ソースファイルを持つプロジェクト)をスピードアップできます。
プロキシファイルはプロジェクトよりもソースに依存するファイルなので、異なるプロジェクト間で共有できます。
ビデオプロジェクトをレンダリングする場合、オリジナルの高品質ビデオソースファイルが使用されます。
スマートプロキシマネージャを利用することで、スマートプロキシの有効/無効を切り替え、スマートプロキシを有効にするデフォルト解像度しきい値を変更し、スマートプロキシファイルマネージャスマートプロキシキューマネージャを使用して既存のプロキシファイルと将来のプロキシファイルを管理できます。
スマートプロキシは、VideoStudio ワークプレースまたはマルチカメラエディタに設定、調整されます。
VideoStudio のスマート プロキシは、Apple ProRes フォーマットに対応していますが、品質は 4:2:2 8bit に制限されます。
* スマートプロキシの有効/無効を切り替えるには
[設定]メニューまたはボタン(マルチカメラエディタ) [スマートプロキシマネージャ][スマートプロキシの有効化]をクリックします。
注意: コンピュータハードウェアがこの機能をサポートできる場合、スマートプロキシ機能はデフォルトで有効です。
* スマート プロキシの設定を変更するには
1 [設定][スマートプロキシマネージャ][設定]を選択します。
2 [環境設定]ダイアログボックスの[パフォーマンス]タブにある[スマートプロキシ]チェックボックスにチェックが入っていることを確認します。
3 次のいずれかの操作を行います。
解像度のしきい値を変更するには、[ビデオ サイズが次を超える場合はプロキシを作成]ドロップリストから、解像度を選択します。
デフォルトのプロキシ フォルダーの場所を変更するには、プロキシ フォルダー ボックスに新しい場所を入力するか、新しい場所に移動します。
プロキシ ファイル フォーマットを設定するには、[プロキシ ファイル形式]で、[ProRes]または[カスタム]をクリックします。カスタムを選択した場合は、[テンプレート]を選択するか、[オプション]をクリックして適用したい設定を選択します。
注意: VideoStudio のスマート プロキシは、Apple ProRes フォーマットに対応していますが、品質は 4:2:2 8bit に制限されます。
* プロキシファイルを管理するには
1 [設定][スマートプロキシマネージャ]を選択し、以下のオプションを選びます。
スマートプロキシファイルマネージャー:ソースファイルとプロキシファイルを一覧表示します。このマネージャーを使用して、不要になったプロキシファイルを削除できます。
スマートプロキシキューマネージャー:(現行の設定に従って)プロキシファイルが生成されるソースファイルを一覧表示します。