ビデオクリップに顔のインデックス付け(Ultimate)
顔のインデックス機能を使って、ライブラリ内のビデオ クリップを分析し、顔が含まれるビデオ クリップのセグメントを特定することができます。そして、特定の顔が映ったセグメントに絞り込んで検索することができます。例えば、長いビデオに人物が定期的に登場するような場合、顔のインデックス作成を実行すると、ビデオに登場するさまざまな顔のリストが表示されます。リストアップされた顔を 1 つまたは複数選択し、その顔が写っているクリップのセグメントを表示させることができます。この機能は非破壊なため、クリップ全体はそのまま残ります。トリムマーカーを使うことで、顔の出現位置を簡単に確認できます。また、識別した顔にはそれぞれ名前を付けることができます。
クリップを分析した後、顔のインデックス作成結果が、ライブラリの[メディア]カテゴリに表示されるため、どのクリップを分析したかを簡単に確認でき、結果に素早くアクセスできます。
* ライブラリ クリップで顔を検索できるようにするために顔のインデックスを作成するには
1 ライブラリの[メディア]ボタンをクリックし、人物が含まれたビデオ クリップを右クリックし、[顔のインデックス]を選択します。
クリップが解析されます。顔が検出されたら、その結果が表示されます。多くの場合、それぞれの人物の顔が複数回表示されますが、これは顔が表示されるセグメントが異なることを表しています。
2 トリミング結果に含めたい顔のサムネイルをすべてクリックし、[OK]をクリックします。
検出されたそれぞれの顔のサムネイルがライブラリの上部に表示され、トリム マークの付いた各セグメントが下部に表示されます。
顔の名前を変更したい場合は、顔のサムネイルを右クリックし、[名前変更]を選択し、新しい名前を入力します。
この例では、クリップ内に 2 つの顔が検出されました。「Julio」のサムネイルをクリックすると、トリミングされた結果のうち、Julio の顔が写っているセグメントのみを表示するようにフィルタリングされます。
3 トリミングしたセグメントのサムネイルをダブルクリックすると、[ビデオ クリップのトリム]をウィンドウでプレビューや編集ができます。プロジェクト内にセグメントを使用するには、ライブラリからサムネイルをタイムライン上にドラッグします。
トリムマークを付けたセグメントのサムネイルをダブルクリックすると、[ビデオ クリップのトリム]ウィンドウが開き、トリミングしたクリップを確認できます。
* すべての顔のインデックス付けセットにアクセスするには
1 ライブラリ パネルで[メディア]ボタンをクリックします。
2 ギャラリー リストで、[顔のインデックス付けセット]をクリックします。
過去にインデックス作成されたすべての顔のサムネイルがライブラリー パネルに表示されます。
3 以下のいずれかを実行します。
1 つまたは複数の顔のサムネイルをクリックすると、トリミングしたクリップを顔でフィルタリングできます。
[顔のインデックス付けセット]内でファイル名をクリックすると、そのクリップに関連するセグメントが表示されます。
4 トリミングしたセグメントのサムネイルをダブルクリックすると、[ビデオ クリップのトリム]ウィンドウでプレビューや編集ができます。プロジェクト内でセグメントを使用するには、ライブラリからサムネイルをタイムライン上にドラッグします。
この例では、4 つのクリップにインデックスが作成され、「顔のインデックス付けセット」に表示されています。Julio のサムネイルが選択されているため、Julio を含むトリミングされたセグメントのみが表示されます。