露光と内容の結合 : 写真のバッチを HDR 画像に結合する
 
写真のバッチを HDR 画像に結合する
自動段階露出を通常使用している場合は、HDR (ハイ ダイナミック レンジ) 画像として処理できる多くの写真を蓄積できます。一括結合機能を使用すると、段階露出した写真の各セットを HDR 画像に素早く結合できます。その後で、露出結合機能でより強力な HDR ツールの候補となるセットを評価できます。場合によっては、一括結合だけで必要な HDR 処理が行える場合があります。
一括結合は、写真間の時間 (定義された時間枠内) や、定義されたセット当たりの写真枚数に基づいて、写真をセットで構成します。
写真のバッチを HDR 画像に結合するには
1 [管理] タブをクリックし、結合する写真のサムネイルを選択します。
オレンジ色の輪郭が選択した写真のサムネイルの周りに表示されます。
2 [ファイル] > [HDR] > [一括結合] をクリックします。
デフォルトでは、写真は 3 つのグループに分類されます。
3 設定領域で、サムネイルをクリックして処理スタイルを設定します。設定の詳細については、露出結合で事前設定を管理するにはを参照してください。
設定調整を適用する代わりに、アプリケーションに標準の HDR 処理を実行させたい場合は、この手順を省略します。
4 [処理済みファイルの保存先] ボックスの横にあるフォルダー アイコンをクリックして、処理したファイルを保存するフォルダーを検索します。
5 [名前を付けて保存] ドロップリストからファイルのタイプを選択します。
JPEG を選択する場合は、[JPEG 画質] スライダーをドラッグして、処理する画像のファイル サイズと画質を設定します。
処理するファイルの .hdr バージョンを保存する場合は (これにより、露出結合で編集できます)、[.hdr ファイルを保存] チェック ボックスを選択します。
6 [写真グループの種類] ドロップリストで、次のいずれかを選択します。
[設定][写真数/セット] ボックスで数を選択できます。このオプションは、所定のバッチで段階露出の撮影を一貫して行う場合に、効果的に機能します。
[時間][秒/グループ] ボックスで時間間隔を選択できます。このオプションは、段階露出のセットで写真枚数を変える場合に効果的に機能します。
7 写真を三脚なしで撮影した場合は、[自動整列] チェック ボックスを有効にして、[方式] ドロップリストから配置オプションを選びます。
写真の余白に沿って整列していないエッジをトリミングする場合は、[自動トリミング] チェック ボックスを選択します。
8 [実行] をクリックします。
処理には、写真のサイズや枚数に応じて多少時間がかかる場合があります。
これで、処理したファイルを保存した場所に移動して、それを評価することができます。
[一括結合] ウィンドウからサムネイルを除去するには、写真を選択して Delete キーを押します。