ベクター オブジェクトを描画/編集する : ラスター オブジェクトとベクター オブジェクトを理解する
 
ラスター オブジェクトとベクター オブジェクトを理解する
ラスター オブジェクトを描画する場合、実際にはラスター レイヤーにペイントしていることになります。ラスター オブジェクトはベクター オブジェクトと同じ方法で作成できますが、作成した図形はピクセル ベースの図形になります。ラスター編集ツールで編集することができます。
重要! ラスター オブジェクトはラスター レイヤー上にのみ描画することができます。ベクター レイヤーにラスター オブジェクトを描画する場合、Corel PaintShop Pro はオブジェクト用に新しいラスター レイヤーを作成します。
枠線の色や塗りつぶしの色、サイズ、場所などのベクター オブジェクトのプロパティは、簡単に変更できます。ベクター オブジェクトを形成するパスの形状、輪郭、線分、ポイントを編集することもできます。
重要! ベクター オブジェクトは、ベクター レイヤー上でのみ描画することができます。ラスター レイヤー上にベクター オブジェクトを描画しようとすると、Corel PaintShop Pro は、ベクター オブジェクト用に新しいベクター レイヤーを作成します。
ベクター オブジェクトとラスター オブジェクトの詳細については、白紙のキャンバスから画像の作成を開始するを参照してください。ベクター、フローティング、テキスト選択については、テキストを使用する を参照してください。
ベクター オブジェクトの構造
ベクター オブジェクトを理解するためには、次の用語を熟知している必要があります。
オブジェクト — [ペン] ツールまたは [図形] ツールで作成されるすべての要素がオブジェクトです。各オブジェクトは、オブジェクトの境界線の枠で表現されます。オブジェクトには、線のスタイルや内部の色などを制御することができるプロパティがあります。それぞれのオブジェクトは、輪郭とポイントで作成される 1 つのパスがあります。詳細については、ベクター オブジェクトの整列、配置、配列 を参照してください。
パス — オブジェクトのすべての輪郭を含みます。パスのプロパティは、オブジェクトのプロパティによって制御されます。パスの向きは、ポイントの開始位置から終了位置への方向です。開始点と終了点が同じの一部のパスは閉じられます。
閉じているパスの例
開いているバスの例
輪郭 — 少なくとも 1 つの線分を含みます。開いている輪郭も、閉じている輪郭もあります。輪郭のプロパティのいくつかは、オブジェクトのプロパティによって決定します (例 : 線のスタイル、塗りつぶす色、アンチエイリアス)。
ポイント — 図形を定義するためのパスまたは輪郭上のポイント。ポイントの詳細については、ポイントを使用するを参照してください。
輪郭の例
線分 — 2 つのポイント間の直線または曲線。詳細については、線を描画する を参照してください。