[アート メディア] ツールでペイント/描画する : ミキサー パレットを使用する
 
ミキサー パレットを使用する
[ミキサー] パレットを使用すると、色をブレンドして、芸術家のパレットを使用して作成したようなペイント サンプルを作成することができます。いったん色を作成すると、アート メディア ブラシを使用してその色をキャンバスに適用することができます。
色のブレンドが多すぎた場合、[ミキサー チューブ] ツールまたは [ミキサー ナイフ] ツールで最後に行った 20 の操作を元に戻すことができます。色を混ぜ合わせる操作をやり直すこともできます。
重要! プログラムを閉じると [ミキサー] パレットの操作履歴は失われますが、プログラムを開いている間はいつでも [ミキサー] パレットを閉じることができ、変更は失われません。
既定では、作成するミキサー ページは 500×500 ピクセルになります。ただし、大きな、カスタムのミキサー ページを作成することもできます。ミキサー領域はミキサー ページとして保存することもでき、Corel PaintShop Pro の別のセッションで再度読み込んで使用できます。
色を混ぜ合わせるには
編集ワークスペース 
1 マテリアル パレットで、[背景のプロパティ] ボックスを [色] に設定し、[フレーム] から [レインボー] または [サンプル] タブから色を選択します。
注意: [アート メディア] ツールがアクティブな状態のときは、[前景のプロパティ] ボックスと [背景のプロパティ] ボックス下のモード ボタンは使用できません。
2 ミキサー パレットで、[ミキサー チューブ] ツールを選択します。
3 ミキサー領域をドラッグして、ペイント ストロークを適用します。
ストロークの幅を変更するには、[サイズ] ボックスで設定を変更します。
注意: 手順 1 を繰り返して他の色を選択できます。
4 [ミキサー ナイフ] ツールを選択し、ミキサー領域にドラッグして色をにじみ合わせます。
マウスの右ボタンを使用すると、[ミキサー ナイフ] ツールと [ミキサー チューブ] ツールを切り替えることができます。たとえば、マウスの左ボタンを押しながらドラッグすることでペイントを適用したり、マウスの右ボタンを押しながらドラッグすることでペイントを混ぜ合わせることができます。
色の混合を元に戻す/やり直すには
編集ワークスペース 
[ミキサー] パレットで、次のいずれかのボタンをクリックします。
[ミックス解除] — [ミキサー チューブ] ツールまたは [ミキサー ナイフ] ツールの操作を元に戻すことができます。
[再ミックス] — [ミキサー チューブ] ツールまたは [ミキサー ナイフ] ツールの操作をやり直すことができます。
[ミキサー チューブ] ツールと [ミキサー ナイフ] ツールの操作は、[編集] > [元に戻す] または [編集] > [やり直し] を選択する、[標準] ツールバーの [元に戻す] ボタンまたは [やり直し] ボタンをクリックする、Ctrl + Z または Ctrl + Alt + Z を押すのどの操作を行っても、元に戻したりやり直すことはできません。
ミキサー パレットの色を使用するには
編集ワークスペース 
1 ミキサー パレットで [ミキサー ドロッパー] ツールを選択し、ミキサー領域の色をクリックします。
注意: [マテリアル] パレットでミキサー領域の周りをドラッグすると、現在のサンプリングの位置で [前景のプロパティ] ボックスが更新されます。
2 [ツール] ツールバーで、[アート メディア] ツールを選択します。
3 ペイントを始めます。
注意: このストロークはアート メディア レイヤーで適用されます。このレイヤーがアクティブ レイヤーでない場合、[アート メディア] ツールの使用を開始すると、自動的に作成されます。
4 他の色を選択するには、[ミキサー ドロッパー] ツールを使用して、ミキサー領域から必要な色をクリックし選択します。
 
その他の可能な操作
 
ミキサー ページの他の領域に移動する
[移動] ボタンを押したままにしてミキサー ページ全体を表示します。ドラッグしてページの必要な領域を囲みます。
ミキサー ページを消去する
[ミキサー] パレットで、[ページのクリーニング] を選択します。
[色の選択] ツールのサイズは、[ツール オプション] パレットの [サイズ] 設定で決まります。
[レイヤー] > [アート メディア レイヤーをドライにする]、または [レイヤー] > [アート メディア レイヤーをウェットにする] を選択することで、アート メディア レイヤーをドライにしたりウェットにすることができます。各アートメディア ツールの詳細については、アートメディア ツールを使用するを参照してください。
ミキサー ページをカスタマイズするには
編集ワークスペース 
1 [ファイル] > [新規] を選択して、[新しい画像] ダイアログ ボックスを表示します。
2 [画像のサイズ] グループ ボックスに値を入力して、ミキサー ページのサイズを設定します。
注意: 幅と高さは少なくとも 500 ピクセルにする必要があります。
3 [画像の特性] グループ ボックスで、[アート メディア背景] オプションを選択します。
4 キャンバス テクスチャの選択領域でテクスチャ スウォッチをクリックして、メニューからテクスチャを選択します。
注意: テクスチャは、アート メディア色素が適用される非表示の表面と同様に動作します。
5 [OK] をクリックします。
注意: ここで、アート メディア色素を画像に適用できます。
6 [標準] ツールバーで [保存] ボタンをクリックして [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスを表示します。
7 次にアクセスします。X:Program Files(x86)\Corel\Corel PaintShop Pro 2018\Corel_19(32 ビットの場合)、または X:Program Files\Corel\Corel PaintShop Pro 2018 (64-bit)\Corel_19(64 ビットの場合)。「X」は Corel PaintShop Pro がインストールされたドライブを示しています。
8 新しい画像を .pspimage ファイル形式で保存します。
 
その他の可能な操作
 
ミキサー領域をページとして保存する
[ミキサー] パレットで、[ページの保存] または [ページに名前を付けて保存] を選択し、ページの名前を入力します。
 
ユーザー フォルダーからミキサー ページ (Documents\Corel PaintShop Pro\20.0\ミキサー ページ) を利用することもできます。
[新しい画像] ダイアログ ボックスの [塗りつぶす色を有効にする] チェック ボックスをチェックし、[カラー] ボックスをクリックして塗りつぶす色を選択することで、ミキサー ページを色で塗りつぶすことができます。ただし、この色はサンプリング不可能で、[アート メディア] ツールもこの色には影響を与えないことに注意してください。
ミキサー領域ページを読み込むには
編集ワークスペース 
1 [ミキサー ページのロード] ボタンをクリックします。
2 必要なミキサー ページをクリックするか、ミキサー パージが保存されているフォルダーに移動します。
注意: デフォルトでは、ミキサー ページは「Documents\Corel PaintShop Pro\20.0\ミキサー ページ」に保存されます。
ミキサー メニュー アイコンをクリックし [ページのロード] を選ぶとミキサー ページを読み込めます。