コンピューター全体のバックアップ
コンピューター全体のバックアップを使用すると、オペレーティング システム、アプリケーション、個人のファイルなど、コンピューターに保存されているあらゆる項目をバックアップすることができます。こうしておけば、コンピューターの紛失や盗難、またはハードドライブのクラッシュが発生した場合も安心です。
コンピューター全体のバックアップを実行する場合、別にリカバリ ディスクを作成するか、バックアップの一部として作成するかを選択します。リカバリ ディスクは、ハードドライブの故障の後、コンピューターを起動させるのに必要です。
注意: ハードドライブがクラッシュした場合、このヘルプ ファイルにアクセスできない可能性があります。ハードドライブの不具合が発生した場合に備えて、システムを復元する方法を説明したヘルプ トピックをプリントアウトしておくことをおすすめします。
コンピューター全体のバックアップを作成するには、以下の手順を実行します。
1 ワンクリック バックアップ をクリックします。
2 「コンピューター全体」というラベルのついたエリアで [設定] をクリックします。
3 バックアップ先を選択してください。
4 バックアップの保存先がオプティカル ディスクの場合、バックアップ、またはリマインダーをスケジュール設定してください。バックアップをスケジュール設定したくない、またはリマインダーが必要ない場合、今回のみ実行を選択します。
5 設定を保存をクリックします。
6 今すぐコンピューター全体をバックアップするには、今すぐ実行をクリックします。
以下も参照してください:
コンピューター全体のバックアップ使用のヒント
コンピューター全体をバックアップする場合、以下のヒントを参考にしてください。
n バックアップの保存先で最適なのは、コンピューターに接続した外付けハードドライブです。ディスク、またはフラッシュ ドライブを使用することもできます。
n バックアップに使用したディスクは、一度記録するとクローズドになります。ライトワンスのディスクを使用した場合、追加データを追加できません。
n バックアップが進行している間も、コンピューターで作業を続けることはできます。ただし、最適な結果を出すには、開いているアプリケーションを可能な限り少なくし、バックアップ中のドライブにファイルを保存しないようにしてください。
n FAT16 ファイル システムでフォーマットしたハードドライブに保存されたファイルは、2 GB 以下にしてください。FAT32 ファイル システムでフォーマットしたハードドライブに保存されたファイルは、4 GB 以下にします。バックアップがこの制限を超えた(圧縮後)場合、自動的に複数のファイルに分割されます。
n パーティションにデータが含まれていない場合でも、バックアップのパーティションごとにメディアが 1 枚必要です。
n 今すぐ実行をクリックすると、任意の時にバックアップ スケジュールをオーバーライドできます。
n 旧バージョンの BackOnTrack で作成したコンピューター全体のバックアップは、同じバージョンで作成した起動ディスクがあれば、リストアできます。